「◯◯さんとマッチングしました!」
そんな通知を見て、スマホを握りしめて喜んでいる男性諸君。
おめでとうございます、と言いたいのですが、浮かれるのはそこで終了です。
多くの男性にとってマッチング通知はゴールですが、女性にとっては「とりあえず書類選考は通してやった」というスタートラインに過ぎません。
ここから始まるのはメッセージという名の「筆記試験」。
ようやく試験の本番が始まるわけですが、実はメッセージの段階で約7割の男性が脱落します。
原因はシンプルで、会話が「つまらない」のではありません。
メッセージでの会話に「面白さ」は一切不要で、不合格になる理由は「相手にカロリーを使わせすぎている」から。
今回の記事では、相手の脳に負担をかけない、省エネかつ成功率の高いメッセージの公式を伝授します。
【基礎理論】なぜあなたは「職務質問」をするのか
「どこ住み?」「仕事は?」「休みは?」「趣味は?」
メッセージが続かない男性のログを見せてもらうと、ある共通点が見つかります。
それは、語尾がすべてクエスチョンマーク(?)で終わっていることです。
これではメッセージが3往復もしないうちに途絶えてしまうでしょう。
女性から「メッセージがつまらない」と思われてブロックされる原因につながるわけ、さきほど申したとおり「会話が面白くなかった」のではないのです。
情報を引き出そうとするあまり、矢継ぎ早に質問を投げかける。
これを「マシンガン・クエスチョン」つまり「尋問」と呼びます。
これをやられた女性は、「取り調べ」を受けている気分になります。
返信するたびに精神的なHPがどんどん削られていき、次第に「面倒くさい、ブロックしよう」という結論にいたるわけです。
とはいえ、こちらから質問しなければしないで既読スルーされてしまいそうですよね。
その解決策は、「自己開示」です。
【実践編】返信率が劇的に上がる「I(アイ)メッセージ」
では、どうすれば尋問にならずに質問して会話を続けられるのか。
塾講師が公式を教えるように、ここではひとつの「構文」をご紹介します。
【自己開示(自分の話)+質問(相手へのパス)】
いきなり質問するから尋問になるのです。
まずは自分のカードを先に切って、相手に流れを理解してもらうのがマナーです。
具体例1. 自己開示 + 質問(オープン)
✕ 「休日はなにをしていますか?」
◯ 「僕はインドア派で、土日は家で映画をよく観ています。◯◯さんの趣味はなんですか?」
こうすることで、相手は「あなたの趣味のイメージ」を持てるので、心理的に質問に答えやすくなります。
相手も同じく映画が趣味であれば、きっと喜んで返信してくれるでしょう。
ですが、場合によってはまだ工夫が不十分。
なぜなら質問の仕方がオープンクエスチョン、つまり「はい・いいえで答えられないので考えさせる」必要があり、多少の負担が残っているからです。
具体例2. 自己開示 + 質問(クローズド)
✕ 「休日は何をしていますか?」
◯ 「僕はインドア派で、土日は家で映画をよく観るのですが、◯◯さんはアウトドア派ですか?」
たとえばこのようにアレンジすることで、相手はYES/NOで簡単に答えられるようになります。
これが「相手の返信コストを下げる」という気遣いです。
もちろん、これで「そうですね」としか返事がなければ実質的に脈ナシのようなものですが、返信してくれるということはまだチャンスがあるということ。
話題を変えればまだ会話が盛り上がる可能性もあるので、とにかく「自己開示+答えやすい質問」のセットを意識しましょう。
【テクニック】心理学的に有効な「同調」と「オウム返し」
理系男子にありがちな理系脳を捨てろ
わたしたち非モテ理系男子は、バグ(問題)を見つけると即座にパッチ(解決策)を当てたくなる性分です。
たとえば女性が「最近、仕事が忙しくて疲れてるんだよね」と言ったとき、あなたの脳内ではこんなコードが走っていませんか?
- 仕事に時間がかかっているなら効率化ツールを導入すべき
- 忙しくても睡眠時間を確保するために趣味の◯◯を止めるべき
- どうしようもないなら転職を検討すべき
最初にこれらを口にした瞬間に、ゲームオーバー確定です。
特に女性とのコミュニケーションの初期段階で必要なのは、「治療(解決)」ではなく「受容(共感)」です。
「オウム返し」と「同調」で受容する
「疲れてるんだね(オウム返し)」「それは大変だね(同調)」
この「理系男子にとっては中身のないような相づち」こそが、女性にとって「私の気持ちをわかってくれた」と感じる最高のアンサーになる可能性が高いのです。
もちろん多用しすぎると「適当に会話している」と思われて逆効果ですし、仲が深まってくれば女性が本当に解決策を求めてくれる場合もあります。
ですが、初期段階におけるメッセージでは無難に好感度を獲得するために、この二種のテクニックを使うことを推奨します。
論理的な解決の提案は、本当に求められるまで封印してください。
あなたがその女性にとって頼れる男になれたなら、手を差し伸べてあげましょう。
【頻度と文字数】メッセージ量に関する公式
即レス=誠実ではない、大きな落とし穴
「メッセージはマメな方がいいらしいので、通知が来たら即レスしています」
「真剣さや熱意を伝えるために、なるべく長文で返しています」
一見すると努力家のようですが、相手からすると「温度差がありすぎて怖い」と思われているのが現実。
メッセージのやり取りの最中でブロックされるのは、頻度や文字数が原因である可能性も高いです。
前述のとおり、メッセージの段階は女性にとっては「書類選考を通過させただけ」であり、男性ほどの熱量はない場合がほとんど。
卓球のラリーでいえば、相手はゆっくりとした山なりのボールを返して様子見をしているのに、あなたは常に全力のスマッシュを打ち込んでいるような状況です。
返信のペースと文字数に、絶対的な正解(定数)はありません。
お相手の女性がメッセージでのやり取りは得意か苦手か分からないからです。
そのため、お相手のメッセージの頻度と文字数を変数として捉えましょう。
まず間違いのない「メッセージ量の公式」をお伝えします。
相手の「ミラーリング」こそが最適解
公式とは言いましたが、考え方は非常にシンプル。
それは「相手の合わせる」だけです。
- 相手が1日1通くらいなら、こちらも1日1通くらいにする
- 相手が3行くらいなら、こちらも3行くらいにする
心理学ではこれを「ミラーリング(同調効果)」と呼びます。
相手のリズムを徹底的に模倣することで、相手の脳内に「この人は私と似ている(=心地よい)」という錯覚を生み出すのです。
間違っても「返事はまだですか?」「お忙しいですか?」などと追いメッセージをしてはいけません。
催促してしまった時点であなたの反則負け、試合終了です。
まとめ:メッセージのゴールは「会う約束」
今回はマッチング後の既読スルーを減らす「メッセージ持続化アルゴリズム」を開設しました。
なお、メッセージはダラダラ続けるのが目的ではありません。
メッセージで仲良くなろう、好きになってもらおう、とは考えてはいけません。
メッセージ段階でのゴールは「会う約束」を取り付けることであり、「初デート」までの手段にすぎません。
安全な会話を3日~1週間くらい続けられたなら、堂々とデートに誘うべきなのです。
「デートに誘うなんてハードルが高すぎる」と思われたあなた、安心してください。
次回の記事にて初デートの誘い方もきっちり解説しております。

